2018年6月13日

Aimpointから新型ドットサイトACRO P-1が発表

ドットサイトで有名なスウェーデンのAimpoint社から新型ドットサイトACRO P-1が発表された。


Acro P-1はピストル搭載用に開発された小型のロープロファイル密閉型ドットサイト。.40口径の拳銃で2万発以上の射撃テストにパスしている。


ドットサイズは3.5MOA、輝度調整はNVD 4段、デイライト8段の12段階。バッテリーはCR1225の3Vリチウム電池を使用。バッテリー寿命はポジション6のドット輝度で1年以上の使用が可能。
また電池交換はマウントした状態で交換可能。25m防水、ナイトビジョン対応。


グロックにダイレクトマウントしたACRO P-1。



2018年6月6日

園田健一総監督 アニメ「ビーンバンディット」

園田健一総監督オリジナルアニメーション「ビーンバンディット」制作プロジェクトが、北米のクラウドファンディングKICKSTARTERで開始後48時間で1000万円を調達!

漫画家の園田健一は、北米シアトルで2018年5月に開催されたアニメファンによるイベント、アニメセントラルにて園田健一総監督オリジナルアニメーション「ビーンバンディット」の製作発表を行い、北米のクラウドファンディングサイトKICKSTARTERにて開始48時間で1000万円を調達達成。
これを記念して2018年6月2日、東京都杉並区のSEN-STAGEにてトークショーが開催された。


この日の登壇者は、園田健一先生をはじめ、「セーラー服と重戦車」で少女戦車ブームの先鞭をつけ、ガールズアンドパンツァーのスピンオフ「リボンの武者」で人気沸騰の漫画家、
野上武志先生、そして映画評論家・銃器レポーターにしてリアルガンシューターの石井健夫氏。司会は声優のぴっちょりーなが担当した。


運び屋のビーンバンディットがモンスターマシンを駆り、銃と暴力の大陸を突っ走る爽快なストーリー、魅力的なキャラ達、そして何といっても登場する銃や車への緻密なこだわりなど、園田健一先生自ら、作品の魅力と制作への意気込みを語った。


園田健一先生の代表作「ガンスミスキャッツ」で主人公のラリーが使用するCz75 1stはあまりにも有名。
その貴重な資料用モデルガンも持参されて解説した。


このCz75 1stはMGCのモデルガンがベース。発火させることもできるそうだ。


また、石井健夫氏によるガンスミスキャッツの銃器シーンや、現代のタクティカルシューティングに関する興味深いお話も会場を盛り上げた。

「ビーンバンディット」KICKSTARTER URL:http://kck.st/2LeijhW

Twitter: https://twitter.com/Anime_ProjectBB

 


実は園田先生は熊本で430年続く老舗の和菓子屋「園田屋」の19代目店主。
会場では和菓子やオリジナルグッズも販売された。


朝鮮飴は天正時代に名称加藤清正に寵用され、文禄、慶長の両役にこの飴を朝鮮に携行したことからその名がつけられた。
いわば日本古来の軍用レーションである。



2018年6月5日

サバイバルゲームの装備を飾って収納できる「ハンドガンラック」が発売!

インテリアブランド「Bauhutte(R)(バウヒュッテ)」より、ハンドガンやサバイバルゲームの装備などを飾って収納できる「ハンドガンラック」が発売されます。


「ハンドガンラック」は、ディスプレイ用のパンチングボードを後面に備えた、自立型3段ラックです。
パンチングボードを用いてハンドガンやカスタムパーツの引っ掛け収納が可能。
すぐにディスプレイできるよう、専用フック6個を標準装備しました。


フックの設置位置は自由に変更できます。
基本的な構造はスチールラックと同じであるため、背面ボード、天板、棚板の高さや位置は自由に設定可能。
組み合わせ方次第で、長尺のライフルなども斜めに掛けられるようになっています。


天板は幅60cm×奥行き30cm。
ハンドガンのメンテナンスなど、作業台としても活躍します。


天板下にはメンテナンスキットや小物、マガジンなどの収納に便利なファブリック製の引き出し付きです。
製品全体はハンドガンや装備を引き立てるダークグレーですが、天板と引き出し部分のみ、パーツや工具を目立たせ、汚れが目立ちにくい黒色を採用しました。

棚板は細かい目のメッシュを採用し、安定性と強度を確保しました。
一般的なスチールラックなどでは隙間から落ちてしまいかねないアイテムも収納できます。

【ブランド名】Bauhutte(バウヒュッテ)
【商品名】ハンドガンラック
【耐荷重】合計で100kg未満(メッシュ棚板:各70kg、天板:30kg)
【材質】メッシュ棚板・ポール・パンチング板:スチール(エポキシ粉体塗装)、天板:MDF
【型番:カラー】BHS-1500HG-GY:ダークグレー
【希望小売価格】オープン価格(税別参考価格:16,500円)
【サイズ・重量】幅600mm×奥行305mm×高さ1515mm、12.9kg
【製品ページ】http://www.bauhutte.jp/product/bhs1500hg/

 


<兄弟ブランドが展開するスーツケースも合わせて使えます>
「ハンドガンラック」に収めた装備一式を、ライフルなどの長尺物の運搬を可能にする縦型大容量「スリムスーツケース」(希望小売価格:22,000円、兄弟ブランド「BIBILAB」より販売中)にそのまま詰めれば、スピーディーな準備でフィールドに向かえます。



2018年6月4日

アニメーション「UNDER THE DOG」が期間限定劇場公開!

アメリカのクラウドファンディング「Kickstarter」にて、

当時史上最高額を集めたアニメーション「UNDER THE DOG」が期間限定劇場公開決定!!

UNDER THE DOG STORY

国連管轄の特殊部隊「フラワーズ」。そのナンバー06である「冬月ハナ」は、ある任務の遂行の為、江の島のとある公立高校に転入する。任務対象は、クラスメイトの「七瀬俊一」。ハナが俊一に接近を図る頃、時を同じくしてある中年男性がその高校に俊一を訪ねてやってくる。さらにその中年男性を追うようにして、在日米軍までもがハナと俊一のいる高校へと進出を開始。

急速に戦場のきな臭い匂いが漂い始める中、さらに一人の少女が彼の地へと向かっていた。

2018年6月23日より2週間の期間限定公開

014年8月に開始した、アメリカのクラウドファンディング「Kickstarter」にて、当時の史上最高額の出資を集め制作されたSFアクションアニメ『UNDER THE DOG』が、主人公のモノローグを描いた実写映像、そして新規のテーマソングを加えた形で、新宿バルト9、梅田ブルク7、109 シネマズ名古屋にて、2018年6月23日より2週間の期間限定公開がされることが決定致しました。

「UNDER THE DOG」はゲームクリエイター・イシイジロウによる原作で、監督には『ストレンヂア 無皇刃譚』『花咲くいろは』の監督として知られる安藤真裕、キャラクターデザインにはコザキユースケが参加。巧妙に構築されたストーリー、そして爽快かつ豪快なアクションシーンが大きな話題となりました。

 

UNDER THE DOG 誕生から3年。本作品の劇場公開を目標に掲げた新たなKickstarter プロジェクトが発足。劇場作品化にあたって、大ヒットアニメ『けいおん!』シリーズの音楽を手掛けた磯山敦が主人公・アンシアの内面を覗かせる実写映像、そして主演の瀬戸麻沙美が歌うテーマソングをプロデュース。1回目と併せて総額1億円規模の出資を集めて誕生した、ビッグプロジェクトとなっています。

「UNDER THE DOG Jumbled」上映内容

アニメ「UNDER THE DOG Episode0」
2014年8月、アメリカのクラウドファンディング「Kickstarter」にて誕生したSF アクションアニメ作品。
原作・イシイジロウによる巧妙に構築されたストーリー、そして安藤真裕監督による爽快かつ豪快なアクションで、海外アニメファンから高い評価を得ている。


実写作品「Overture to UNDER THE DOG」

「けいおん!」シリーズの音楽を手掛けた磯山敦監督による実写映像作品。アニメ本編で冷徹な軍人として描かれている主人公・アンシアの心情を、実銃を使った海外ロケの映像と、アンシアのモノローグで描く。

テーマソング「少女たちのメロディ」
実写映像を手掛けた磯山敦監督がプロデュースする、本作の新規テーマソング。作曲は数々のアニメ関連曲を手掛ける奥井康介。作詞は大森祥子が担当で、「けいおん!」シリーズの楽曲群を手掛けた磯山監督との黄金タッグが再現。主役・アンシアを演じる瀬戸麻沙美が情感のこもった、美しく儚い歌声を披露している。

主役のアンシアが、かわいく大活躍!
ショートムービー「アンシアちゃん」も同時上映!
テーマ曲は、elfin’「貪欲スナイパー」

 

クレジット

アンシア : 瀬戸 麻沙美 / 冬月ハナ : 大久保 瑠美 / 七瀬俊一 : 内山 昂輝 / さゆり : 高橋 春香 / エステラ : 大空 直美

 

原作:イシイジロウ

アニメーション監督:安藤真裕

キャラクター原案:コザキユースケ/作画監督:佐藤雅弘

アニメーション制作:キネマシトラス×オレンジ/実写映像監督・テーマソングプロデュース:磯山敦

製作:キネマシトラス、エグジットチューンズ/配給:ポニーキャニオン

公式ホームページ: under-the-dog.com/jumbled/
公式Twitter:@underthedogpr

©2014 Jiro Ishii ©2014 Yusuke Kozaki © 2015 Under the Dog, LLC All rights reserved.

©2018 KINEMA CITRUS/EXIT TUNES

 

前売り券情報

上映劇場の前売券取り扱い売店、及び通販サイト「MAJOR」にて好評発売中!!

全国共通特別鑑賞券

価格:1,200円(税込)

特典:「UNDER THE DOG Jumbled」特製クリアファイル(A5サイズ)

「MAJOR」販売ページ:https://www.major-j.com/info.php?f=M20180505006utdj

 

 



2018年6月3日

参加者全員女性!! 北村諒ファンイベントサバゲーがデルタで開催!!

2018年6月2日(土)、ハイパー道楽監修の屋内サバイバルゲームフィールド、AIRSOFT ZONE DELTAにて、俳優の『北村諒サバゲーイベント』が開催された。


北村諒さんが使用するのはKRYTACのクリスベクター電動ガン。
普段からサバゲーをされるそうで、最近は主に深夜にインドアフィールドでゲームすることが多いそう。


北村諒さんが使用するセカンダリは東京マルイの電動ハンドガン、グロック18C。
いずれも本イベントをサポートするライラクスの4Dプリントによるアーバンカモ仕上げ。
この電ハン、受注生産による限定販売も行っているそうで、参加者のなかにも使用している方がいたようだ。


この日は2部制となっていて、1部、2部合わせて120名のファンが北村さんとサバゲーを楽しんだ。
そのすべてが女性!! 各チームに交代で入るチームリーダーの北村さん以外、全員女性だけのサバゲー。
サバゲーの歴史上、これほどまでの大規模な女性だけのサバゲーはなかっただろう。
初めてサバゲーをする参加者も多く、フィールドを案内したり、デルタスタッフも丁寧にルール説明を行う。


デルタ名物の実物大ヘリコプターにも参加者は興味津々。


レンタルガンもフル稼働。参加者の中には自前のエアソフトガンを持ち込む経験者も何名か見られた。
電動ハンドガンG18Cと電動ライフルCRWを選択できるが、女性には軽い電動ハンドガンが圧倒的人気だった。


併設ショップのアソビットシティでは女性向けのゴーストギアのウェアやイクイップメントも販売。


北村諒モデルのKRYTAC TRIDENT ALPHA SDPも参考出品されていた。


女性だけのゲーム会ということもあり、ほのぼのした展開もみられたが、皆さん北村諒さんと記念撮影をしたり、デルタでのサバゲーを存分に楽しんでいた。

北村諒OFFICIAL SITE
https://kitamuraryo.com/

AIRSOFT ZONE DELTA
http://portsquare.jp/porttown/floor/main_4f/delta/



2018年6月1日

【実銃の話】AA-12の民間バージョンが発売!!

映画『プレデターズ』で主人公のロイスが使用していたフルオートショットガン、AA-12が、民間バージョンとしてSol Invictus Armsから発売されるそう。
あ、これはもちろん実銃の話です。

アナウンスされた写真ではフロント&リアサイトはなく、リア部分にレールマウントベースが搭載され、ドットサイトが装着されています。
この民間バージョンはセミオートオンリーになっていますが、映画に登場した銃器というのはロマンあふれる魅力がありますよね。

日本ではすでに東京マルイから電動ガンが発売されていますので、プレデター退治に使いたい人は是非!!

AA-12 東京マルイ 電動ガン レビュー

 



2018年5月31日

G&Gアーマメントのリャオ社長に無罪判決

以前にハイパー道楽の台湾取材記事でもお知らせした台湾のトイガンメーカー、G&Gアーマメントのリャオ社長が2016年、台湾の地方検察局に同社のG96の威力について起訴された件に関し、本日2018年5月31日付で日本のメディアにもアナウンスがあった。

詳しい内容はカモフェスティバル2016の記事を読んでいただくとして、結果としては台湾高等裁判所から「無罪」との判決が下されたそう。


リャオ社長(左)。G&G LOVERS 2018にて。

いちトイガンユーザーとして心配していた件でもあったので、今回の朗報で、ひとまずは安心できたように思う。
ただ、前述の記事にも述べたように、台湾のトイガンメーカーが、統一されたレギュレーションを策定するといった話はまだない。
世界中のトイガンファンが安心して遊べるよう、こちらの続報も期待したいところだ。



2018年5月31日

書籍『米陸軍レンジャー─パナマからアフガン戦争』 発売

米陸軍のなかで唯一、部隊名に「レンジャー」を冠した第75レンジャー連隊──その起源は古く、植民地時代の1750年代までさかのぼる。第2次大戦ではレンジャー大隊として日本軍と戦い、戦後は解隊と復活を繰り返しながらも、軽歩兵部隊として数々の武功を立てる。1986年に第75歩兵連隊から第75レンジャー連隊に改称され、レンジャーの功名を継ぐ精鋭部隊として復活した。アフガニスタンやイラクの戦いではデルタフォースやシールズとともに特殊作戦に従事し、高い戦闘能力を発揮。今も進化を続けるレンジャー部隊の実像を多数の写真とイラストをもとに初公開する!

『米陸軍レンジャー─パナマからアフガン戦争』
L・ネヴィル著
床井雅美監訳
茂木作太郎訳
四六判184ページ(オールカラー)
定価1800円+税込


米陸軍レンジャー─パナマからアフガン戦争

 

レンジャー」は、厳しい訓練課程を修了した者だけが手にする称号で、これは米陸軍だけでなく自衛隊でも同様です。そんな名誉ある「レンジャー」を部隊名に冠した米陸軍唯一の部隊が「第75レンジャー連隊」です。その起源は古く、植民地時代のフレンチ・インディアン戦争で活躍した「ロジャーズ・レンジャー」にまでさかのぼります。
現代のレンジャー部隊の先駆けとなったアメリカ第1レンジャー大隊は、真珠湾が攻撃された6カ月後の1942年6月にイギリス軍の特殊部隊をモデルに誕生しました。太平洋戦線では、1945年1月に史上最大規模の捕虜救出作戦を実施し、500人以上の捕虜を救出、日本軍に多大な損害を与えました。戦後「レンジャー訓練学校」は開設されますが、特殊部隊の必要性が薄れレンジャー部隊は解隊されます。そして、朝鮮戦争で復活し、戦後に再び解隊され、ベトナム戦争で復活して現在に至っています
1986年4月に第75歩兵連隊は第75レンジャー連隊と改称され、第2次世界大戦と朝鮮戦争で活躍したレンジャー部隊の血筋を引く精鋭部隊として正式に発足しました。
その後もエリート軽歩兵部隊として真っ先に戦場に送られ、数々の武功を立てました。まさに陸軍版「海兵隊」という位置づけでしょうか。
イラクやアフガニスタンでの対テロ戦争では、陸軍デルタフォースや海軍シールズとともに特殊作戦に従事し、その戦闘能力は高く評価され、統合特殊作戦コマンドに欠かせない部隊として、いまも重要な役割を果たしています。また、女性にも門戸を開き、女性隊員で構成された文化支援チーム(CST)を新設し、作戦地域の女性住民と交流して、有益な情報を得ています。
これまでほとんど知られていなかった第75レンジャー連隊の実像を、現代の特殊部隊に詳しい著者と銃器専門家の監訳者によって明らかにされます。

 

目 次

はじめに
第1章 レンジャー連隊の訓練と組織
第2章 ジャスト・コーズ作戦(パナマ進攻)
第3章 砂漠の嵐作戦(第1次湾岸戦争)
第4章 ゴシック・サーペント作戦(ブラックホーク・ダウン)
第5章 不朽の自由作戦(アフガニスタン)
第6章 イラクの自由作戦
第7章 進化する第75レンジャー連隊
第8章 レンジャーの武器
監訳者のことば

監訳者のことば(一部)

本書『米陸軍レンジャー』(US Army Rangers 1989-2015)は、『M16ライフル』『AK-47ライフ』に続いて、私が監訳を担当させていただいた、ミリタリー研究の分野では定評のあるオスプレイ社のシリーズの1つである。
著者のリー・ネヴィル氏は同シリーズで数多くの著作があり、兵器についてはもちろん、特殊作戦部隊の組織や運用、その実像について精通している軍事ジャーナリストである。
私は「レンジャー」部隊といえば、挺進行動によって敵中深く潜入し、破壊活動や特定目標の襲撃、あるいは人質救出などの特別任務を、その卓越した能力と精神力で遂行する「戦闘の鉄人」といったイメージを漠然と抱いていた。
そもそも「レンジャー(ranger)」の語源は「徘徊者」という意味で、それが転じてアメリカ西部開拓時代に辺境を踏破、パトロールした「テキサス・レンジャー」のように固有名詞化したものだという。
さらに第2次世界大戦では、アメリカ陸軍が特別に訓練された兵士たちで編成された部隊をもって特殊任務や遊撃作戦を数多く実施し、彼らを「レンジャー」と呼び、イギリス軍の「コマンドゥ」と双璧をなす特殊部隊を表す代名詞として広く知られるようになった。
本書は、冒頭でアメリカ陸軍レンジャー部隊の起源から第2次世界大戦で果たした任務と戦歴を紹介している。それによれば、かつてレンジャーの役割が、戦争遂行という大きな歴史の中では重要ながらもそのごく一部であり、きわめて限定的なものであったことがわかる。
ところが1980年代以降、このポジションは大きく変化していく。本書は、1986年のパナマ進攻「ジャスト・コーズ作戦」から、ソマリア、アフガニスタン、イラクと続く作戦・行動を時系列で詳述しながら、レンジャーの任務が主作戦を有利に運ぶための単なる「尖兵部隊」以上の要求を課せられていく過程とその背景を解き明かしている。
2001年の9.11テロ攻撃以降、第75レンジャー連隊は同じ陸軍のデルタ・フォース、海軍のシールズ・チーム、空軍の特殊戦術飛行隊などとともに統合特殊作戦コマンドを構成し、いまや対テロ戦争に挑む主力の1つに変貌したのである。
銃器や小型火器の研究を専門としている私は、軍隊の運用や戦史に関しては熟知しているとは言いがたいが、本書にはレンジャーが装備している武器についての記述も多く、それがまた、描かれている戦闘の実相をリアルに再現しており、その内容の正確さを期すのが監訳を引き受けた所以でもある。
読み進めるうちに、これまで私が実物を手にしたり、試射したこともある小銃や機関銃も登場し、レンジャーたちが特殊作戦の実際の戦場で、これらの武器をどのように使用し、評価しているのか、新たな知見を教えてくれた。
読者にとっても、知られざる特殊作戦とレンジャーの実像を明らかにするとともに、現在あるいは将来、アメリカが軍事力を行使する事態が起こったときの近未来戦の様相と、そこでどのような作戦の展開、戦術の実行が可能なのか、予測するうえで多くの示唆を与えてくれるに違いない。(床井雅美)

 

著者・監訳・訳者略歴

リー・ネヴィル(Leigh Neville)
アフガニスタンとイラクで活躍した一般部隊と特殊部隊ならびにこれら部隊が使用した武器や車両に関する数多くの書籍を執筆しているオーストラリア人の軍事ジャーナリスト。オスプレイ社からはすでに6冊の本が出版されており、さらに数冊が刊行の予定。戦闘ゲームの開発とテレビ・ドキュメンタリーの制作において数社のコンサルタントを務めている。www.leighneville.com

床井雅美(とこい・まさみ)
東京生まれ。デュッセルドルフ(ドイツ)と東京に事務所を持ち、軍用兵器の取材を長年つづける。とくに陸戦兵器の研究には定評があり、世界的権威として知られる。主な著書に『世界の小火器』(ゴマ書房)、ピクトリアルIDシリーズ『最新ピストル図鑑』『ベレッタ・ストーリー』『最新マシンガン図鑑』(徳間文庫)、『メカブックス・現代ピストル』『メカブックス・ピストル弾薬事典』『最新軍用銃事典』(並木書房)など多数。

茂木作太郎(もぎ・さくたろう)
1970年東京都生まれ、千葉県育ち。17歳で渡米し、サウスカロライナ州立シタデル大学を卒業。海上自衛隊、スターバックスコーヒー、アップルコンピュータ勤務などを経て翻訳者。訳書に『F-14トップガンデイズ』『スペツナズ』『欧州対テロ部隊(近刊)』(並木書房)がある。

 

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