エアガンレビュー:東京マルイ 電動ガン ナイツM4 SR-16

東京マルイ 電動ガン ナイツM4 SR-16 【エアガン レビュー】

M16アサルトライフルを設計したユージン・ストーナー(故人)の遺志を継ぐ形で、氏の一番弟子であるリード・ナイト氏が経営するナイツ・アーマメント社が1999年に発表したモデルがSR-16だ。命中精度、耐久性、操作性など現在考えうる最高のM4ライフルを素材の段階から吟味し作り上げた至高のアサルトライフルといえる。

このモデルを2000年12月に電動ガンとしてモデルアップした東京マルイのナイツM4 SR-16を今回レビューする。
SR-16の登場以前にSR25という、7.62mm×51ライフル弾を使用するアサルトライフルがあった。いわばこの5.56mm×45ライフル弾バージョンがSR-16、フルオート機能を持たない民間版はSR-15と呼ばれる。

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東京マルイ ナイツM4 SR-16 電動ガンスペック
全長 863mm
重量 3,251g(バッテリー含む)
銃身長 364mm(インナーバレル長)
装弾数 6mmBB弾 68発
定価 39,800円(税別)
発売日 2000年12月8日
メカBOX Ver.2mod / EG1000
バッテリー ラージ
東京マルイ ナイツM4 SR-16 弾速データ
最高 79.63m/s
平均 78.72m/s
最低 77.55m/s
ジュール 0.620J
※SIIS ECOBB弾 0.2g使用、ホップアップ適正、10発での測定、気温20度

パッケージパッケージ。
黒い地色にハイテク感あふれる(?)ライトグリーンのアクセントカラー。ナイツのロゴマークも入っている。
パッケージ内容パッケージ内容。
旧タイプの発泡スチロールベースに本体、マガジン、取扱説明書、BBチャージャー、クリーニングロッド、安全キャップ、BB弾少々のはずだが、中古なので本体とマガジンしか入っていない。
レシーバー左側面レシーバー左側面。
通常のM4と違い、真っ黒な塗装仕上げ。
そして実銃同様、型式名、ナイツ社のロゴマーク、口径、シリアルナンバー、セレクター表記は刻印ではなくシルクプリントとなっている。
この文字色は真っ白ではなく、わずかにアイボリーっぽい色で黒いレシーバーとあいまって高級感が漂う。
このことから「ブラック・ナイツ」、黒騎士の異名をとる。
レシーバー右側面レシーバー右側面。
形状はすべてM4カービンを踏襲するがやはりマガジンハウジング横のナイツのプリントなどどことなく高級感とでもいうような、カスタムされたライフルの雰囲気がうまく再現されている。
ナイツM4 SR-16 左側面
ナイツM4 SR-16 右側面
全体のスタイルはスリムだ。ストックにラージバッテリーを収納して構えた感じも前後の重量配分バランスが良く、ベストバランスといえる。全体の剛性はやはり古い設計だけに、ギシギシと音を立てるし、ストック基部やフロントの首周りはグニャグニャとした印象。中古だということもあるかも。ただし、実射性能は不思議とピカイチ。安定して狙ったところにまっすぐ飛んでいくのには驚く。
レイルシステム実銃のM4カービンでもおなじみの、もはや米全軍に浸透した感のあるレイルシステム、通称RIS。
軽量なアルミダイキャストで再現している。

上面と下面レールにはレールガイドナンバーが刻印されている。
レールカバーを取り外すレールカバーを取り外す。
サイドレールには刻印がない。
RISは2ピース構造RISは2ピース構造になっており取り外すには、まずデルタリングを引いてアンダーレールを取り外す。

つぎに上面のレールカバーを後方に少しずらし、フロントサイト側にあるマイナスネジを緩める。
そして写真の4つのネジを取り外すと、デルタリングを引くことで取り外すことが可能。

アウターバレル3ピース構造だが、太目の筒が被せてあり、ヘビーデューティな雰囲気を再現している。

RISの裏側RISの裏側には前方方向を示す刻印とナイツのマーク。そしてエアガン使用オンリーのマルイ刻印。
アンダーレールの裏側アンダーレールの裏側にも同様にナイツのロゴマークを再現。
フォアグリップ付属のアンダーレールに装着するフォアグリップ。
チャージングハンドルを引くM4系同様にチャージングハンドルを引くと連動してエジェクションポートカバーが開き、ダミーのボルトが後退する。
ホップアップ調節ダイアルボルトが後退すると、ホップアップ調節ダイアルが現れる。

今回、弾速測定の結果が平均78.22m/sとやや低くなったが、中古商品による劣化と思われる。通常は83m/s程度なんだけどね。
下方向から下方向から。
グリップグリップ内にはEG1000ハイトルクモーターを内蔵する。
グリップ形状はM16A2、M4カービン同様のフィンガーチャンネル付A2グリップ。
フロントサイトフロントサイトもM16A2同様の各断面ピンタイプ。付属のアジャストツールで上下調節が可能。フロントポストは亜鉛ダイキャスト製だ。
フリップアップ・リアサイトSR-16はキャリングハンドルが付属していない代わりにオプションパーツとしても発売されているバックアップ・アイアン・サイトであるフリップアップ・リアサイトが同梱される。

左右位置調節が可能
右横のウィンテージダイアルで左右位置調節が可能。
固定ストック固定ストックはA2同様樹脂製で、ラージバッテリーを収納できる。
バットストック部は亜鉛ダイキャスト製でチェッカリングが全面に施され、ホールディングしやすくなっている。
バットストックのトラップドアバットストックのトラップドアは実銃ではクリーニングキットを収納するものだが、東京マルイの電動ガンではこの部分からラージバッテリーを収納する。
トラップドアを開け、中からコネクタとヒューズボックスを取り出してラージバッテリーを挿入、その後コネクタを接続、ヒューズボックスとコネクタを隙間に押し込み、蓋を閉める。
アウターバレルアウターバレルのフロント部は亜鉛ダイキャスト製で5.56 NATO 1/7と、弾薬種別とライフリングのツイスト刻印がある。

最近のM4はアルミ製のアウターバレルとなっているので、それと比べると重量があるが、パーカーグレー風の質感はこちらのほうが良い。
フラッシュハイダー亜鉛ダイキャスト製のフラッシュハイダーはSR-16オリジナル形状で、実銃では専用のクイックリリースサイレンサーを取り付けるための切欠きがある。

東京マルイのエアガンではフラッシュハイダー下側のイモネジを緩め、フラッシュハイダーを取り外すと、M14逆ネジ仕様になっているので、各種サイレンサーを取り付け可能。
カナディアンマガジンを装着カナディアンマガジンを装着してみた。
カナディアンマガジンというとカナダ軍の使用するC-8をイメージするが、アメリカでは一般に市販もされており比較的ポピュラー。
コテコテの軍用M4A1カービンには似合わないが、ナイツM4のようなカスタムライフルや民間バージョンのライフルには意外と似合う。

タニコバのM4もC-8刻印ではなく、ブッシュマスターやパンサーアームズなどの民間刻印でも良いのにね。
オフセットマウントにエイムポイントのダットサイトを装備ナイツM4といえば、オフセットマウントにエイムポイントのダットサイトを装備したくなる。

写真のオフセットマウントはナイツプリントのある海外製レプリカ品。
総重量は3,325gイーグル模型のRC1500SCTニッカドバッテリーとノーマルマガジンを装着しての総重量は3,325g。
数値だけ見ると結構重いが、前後バランスが良いので、それほど重くは感じない。
総評として、前後の重量バランスがよくラージバッテリーということもあり、沢山撃てて回転も小気味よい。レーザーサイトやフラッシュライトなどRISによるオプション装着も楽しめる。ただし設計が古いので剛性面ではイマイチだが、撃った印象としては命中精度は良く、ゲーム向きといえる。ブラックに塗装されたレシーバーはプレミアム感が漂う。後出し配線のカスタムベースとしても使用できるので初心者からカスタムユーザーまでオススメできる。

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2008/03/09