KJ WORKS ガスガン ホークアイ 零式

KJ WORKS ガスガン ホークアイ 零式

レポート:戸井源太郎

HatchからStrumRuger 10/22 Hawkeye Standardの久々の再販と同時に日本限定モデルの零式が2018年5月に発売されました。今回、HatchからStrumRuger 10/22 Hawkeye 零式のサンプルをお借りしましたのでレビューしたいと思います。
このモデルは台湾のKJ WORKS製で、元を辿れば、日本のタニオコバ社が設計した10/22に行き着きます。40歳以上の方は懐かしく思われるかもしれませんね。
もちろん、このホークアイ 零式は日本の法規制に対応したジャパンバージョンになります。


このガスガンのモデルとなっているのは、米スタームルガー社が1964年から現在に至るまで作り続けている、ベストセラー.22LR口径ライフル、10/22です。
このライフルは直径約5.7mm、弾頭重量2gほどの非常に小さい弾丸を使用します。そのため、反動が少なく、射撃の入門モデルとして最適で、米国では子供でも射撃が楽しめます。


> スターム・ルガー10/22 実銃レビュー マークワン

また10/22は銃本体の価格も安く、種類もカスタムパーツも豊富なのも人気の理由です。

私も10/22の実銃を撃ったことがありますが、リコイルは軽く、まさにガスブローバックガンを撃っているようで、非常に撃ちやすかったです。リコイルが強い7.62mm弾のM14などより、よっぽどよく当てられました。

このKJ WORKSのホークアイは実銃の10/22の雰囲気をよく再現しています。そして実射性能も気になるところです。

ホークアイ 零式 左
ホークアイ 零式 右
このホークアイ 零式はホークアイ タンダードの機関部はそのままで、バレルはハンドガード部まで切り詰めたソードオフかつ、ストックレスの日本限定モデルになります。シャシ(ストック)とトップレールは樹脂製ですが剛性は高く、サイトはフリップアップが標準装備されています。

スペック & 弾速データ
全長 472mm
重量 1,860g
装弾数 6mmBB弾 22発
定価 42,800円(税別)
発売日 2018年5月
最高 80.61m/s
平均 76.65m/s
最低 70.56m/s
ジュール 0.588J
※東京マルイベアリングバイオBB弾 0.2g使用、ホップアップ適正、10発での測定、気温31.5度、湿度38%、XCORTECH X3200 Mk3にて測定。
パーツリスト1 パーツリスト2

スターム・ルガー 10/22 ホークアイ スタンダード
スターム・ルガー 10/22 ホークアイ スタンダード
リトラクタブルストック、A2グリップとタクティカル仕様のホークアイ スタンダードも2018年4月に久々に再販されました。 全長:781〜861mm、重量:2,660g、装弾数:28発、価格:42,800円(税抜)

パッケージ
内部は発泡スチロールに保護
パッケージはホークアイのものを流用しています。そのため本体に比べて箱はかなり大きいです。内部は発泡スチロールで保護されています。パッケージサイズは870 X 260 X 95mmです。

内容物
日本語の取説と保証書、BB弾に給弾ロッドが付属しています。

レシーバー
シンプルな作り
機関部分はホークアイと同様です。セミオートオンリーなので、レシーバーにはセレクターなどのボタンやレバーもなく、シンプルな作りです。シャシ(ストック)部は樹脂製ですが、厚みがあるので、剛性は高いです。

トリガー
トリガーはほどよい重さがありますが、ストロークは短く、このくらいがちょうどよいと思います。その前にある丸いボタンがクロスボルト式のセフティです。赤ラインが見えている状態で発射状態です。

グリップ
グリップはM4のA2グリップが装着されています。リアルサイズのグリップに交換できるのが良いですね。

マガジンキャッチ
トリガーガードの前にあるのがマガジンキャッチです。前方に押し込むとマガジンが抜けます。

ボルトは可動
ガスブローバックモデルなので、もちろんボルトが可動します。.22口径なので、ストロークは短いですが、ほぼフルストロークと言えます。また、残弾が0になったらホールドオープンしますが、ボルトリリースボタンはないので手動でボルトを閉じます。

トップはピカティニーレール
レシーバートップはピカティニーレールになっています。材質は樹脂製で軽量に仕上がっています。

ホップアップ調節ダイヤル
トップレールのちょうどチェンバーの真上あたりに可変ホップアップの調節ダイヤルがあります。調整はしやすいですが、光学機器を搭載すると調節できなくなる場合があります。

下面のみレールが装備
ホークアイ スタンダードは左右にもレールが装着されていましたが、零式では下面のみレールが装備されています。

アウターバレルはアルミ製
14mm逆ネジ
アウターバレルはアルミ製です。ブルバレル風のマズルはキャップ式になっており、脱着ができます。キャップを外すと14mm逆ネジになっており、各種サイレンサーやトレーサーを装着できます。

フリップアップサイト
ワンタッチで起こせるフリップアップサイトが零式に標準装備されています。フロントサイトピンは集光アクリルになっていて見やすいです。フロントは上下の調節が可能です。

リアサイト
リアサイトも同様にワンタッチ式のものが標準装備されています。リアサイトは左右の調節ができます。どちらのサイトも樹脂製で軽量に仕上がっています。

エンドキャップ
ストックレスモデルの零式の後端には、がっちりしたエンドキャップが装着されています。ここはQDスリングポイントになっており、ワンタッチでスリングスイベルが装着できるようになっています。
※QDスリングスイベルは付属していません。

マガジン
マガジンは小さく、ショートサイズとなっています。装弾数は22発で、重量は約290gです。

インジケーターが露出
ガスは底部から注入します。またBB弾を最大装填するとインジケーターが露出します。

実射テスト

実射テスト
テスト前にホップを調整した際、0.25g弾ではホップアップを最大にしてもホップが弱めだったため、今回の実射テストでは、0.2g弾のみで距離は20と30mで行いました。使用BB弾は、東京マルイのベアリングバイオBB弾です。
ターゲットは20mは直径18cmの丸プレートとA3サイズ(29.7cmx42cm)のスチールプレート、30mは人物大のターゲットを使用しました。
今回のテストでもJAWS SADDLEで銃を固定し、6倍スコープによる射撃を行いました。
20mではほぼA3サイズにヒットできます。多くは狙ったところにヒットしますが、ドロップする弾が出るときもありました。

インドアゲームにも最適
距離30mでも同じような結果でした。弾道はほぼ狙ったところに飛び、ボディサイズなら有効射程と言えるでしょう。ただ稀に不安定な弾道がでることもありました。
初速的には40m程度飛ぶポテンシャルはありますが、サバゲーでの有効射程は30mちょっとと言ったところだと思います。マガジンが小さいため、連射すると急激に初速が低下しやすいので、オプションのロングマガジンを使用すればより安定した射撃が可能だと思います。また、作動に関してはトラブルもなく、信頼性は高く快調でした。


総評

総評
ホークアイ 零式はソードオフされ、タクティカルテイスト満載の精悍なスタイルには好感が持てます。確実な作動で完成度も高いと言えます。射撃感も小気味よいリコイルで、実銃の10/22を撃った時と同じような感覚を思い起こします。

シュートマガジンのガス圧安定性という面では少し不安要素がありますが、30m以内なら精度も十分有効射程内です。そのコンパクトさを活かしてインドアフィールドでの接近戦には最適ですし、アウトドアでも機動力を活かして攻撃するアタッカーにはこの零式は扱いやすいでしょう。またレールが装備されているので、各種アクセサリーが装着可能で拡張性が高く、リアルサイズのARグリップが装着できるので自分好みにカスタムができるのも良いですね。

このホークアイ零式は日本限定ということで、今後、再生産されるかもわからないとなると今のうちに手に入れておきたい1丁です。

協力:ビレッジ2、Hatch


2018/06/04


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